Pas-PORT プロダクト

新サービス「Pas-PORT」をリリースしました

株式会社OZでは、新たな薬局受付システム「Pas-PORT(ぱす・ぽーと)」をリリースしました。

プレスリリースの記事はコチラです。

Pas-PORTは、受付番号の発券、待合室モニターへの番号表示、LINEによる患者様のお呼び出しなど、薬局の受付業務をデジタル化するサービスです。

しかし、私たちがPas-PORTで実現したいのは、単なる「受付のデジタル化」ではありません。

薬局の受付を、患者様が来局してからお薬をお渡しするまでの患者様の待ち時間を可視化する「入口」にすること。

そして、そこで得られるデータを活用し、薬局の人員配置や業務そのものを最適化していくこと。

それが、Pas-PORTの目指している薬局DXです。

「待ち時間を知らせる」から「待ち時間を分析する」へ

薬局向けの受付・呼び出しシステムは、すでにさまざまなサービスが提供されています。

これらのサービスによって、患者様は待合室で待ち続ける必要がなくなり、待ち時間を自由に使えるようになってきております。

もちろん、Pas-PORTでもこれらを実現しますが、Pas-PORTが特に重視しているのは、その先となります。

「その店舗では、いま何人の患者様が待っているのか」

「受付してからお薬をお渡しするまで、どのくらい時間がかかっているのか」

「どの曜日・どの時間帯に業務が集中しているのか」

Pas-PORTでは、受付を起点としてこうした情報をデータとして蓄積し、各店舗の状況をリアルタイムに可視化し、事務員や薬剤師の適正配置に繋げていくのが目的です。

100店舗あれば、100店舗の「いま」が見える

多店舗を展開するチェーン薬局では、それぞれの店舗がどれくらい忙しいのかを、本部からリアルタイムに把握することは簡単ではありません。

ある店舗では特定の曜日や時間に患者様が集中し、薬剤師や事務員が対応に追われている。

一方で、別の店舗では比較的余裕がある。

それでも、それぞれの状況が見えなければ、適切な支援を行うことはできません。

Pas-PORTでは、各店舗の受付状況や待ち時間を可視化することで、

「どの店舗が、いま忙しいのか」

を把握できる環境を目指しています。

さらに蓄積されたデータを分析することで、

「この店舗は月曜日の午前中に患者様が集中する」

「この時間帯は受付件数に対して薬剤師が不足している」

「この店舗では事務員の業務負荷が高くなっている」

といった、これまで感覚的に捉えていた店舗の状況を、データとして把握できるようになります。

データを「適材配置」につなげる

状況を可視化するだけでは、薬局の業務は変わりません。

Pas-PORTが目指しているのは、そのデータを薬剤師・事務員の適材配置につなげることです。

患者様が集中する店舗・時間帯には必要な人員を配置する。

逆に、業務に余裕のある店舗・時間帯では、別の店舗の業務を遠隔から支援する。

店舗ごとに人員を固定して考えるのではなく、薬局チェーン全体の業務量を把握し、必要な場所に必要な業務リソースを配置する。

その判断を支えるデータを作ることが、Pas-PORTの重要な役割です。

Pas-PORT × Pas-IS × パッと薬 遠隔さん

そして、この考え方はPas-PORTだけでは完結しません。

株式会社OZでは、処方箋入力業務を支援する「Pas-IS」、遠隔での服薬指導を支援する「パッと薬 遠隔さん」を提供しています。

Pas-PORTによって店舗の状況が見えるようになれば、

「この店舗はいま処方箋入力が集中している」

という状況に対しては、Pas-ISを活用して入力業務を支援する。

「この店舗はいま薬剤師の業務負荷が高い」

という状況に対しては、パッと薬 遠隔さんを活用して、別の場所にいる薬剤師が業務を支援する。

そんな仕組みへと発展させることができます。

つまり、

Pas-PORTで「見える化」し、Pas-IS・パッと薬 遠隔さんで「助ける」。

OZが目指しているのは、個々の業務を単純にデジタル化することではありません。

受付から始まるデータをもとに、薬局チェーン全体の人的リソースを最適化する仕組みを作ることです。

「待ち時間」を、薬局を変えるデータに

薬局の待ち時間は、これまでは患者様にとって「できるだけ短くしたい時間」として捉えられてきました。

しかし、見方を変えれば、待ち時間には薬局運営に関するさまざまな情報が含まれています。

患者様がいつ来局したのか。

どのくらいの患者様が集中したのか。

受付からお薬をお渡しするまで、どのくらい時間がかかったのか。

そこに、どのくらいの人員が配置されていたのか。

これらを蓄積・分析していけば、より適切な人員配置や業務改善につなげることができます。

患者様の待ち時間をより快適にする。

そして、

その待ち時間から得られるデータを、薬局運営をより良くするために活用する。

Pas-PORTを薬局DXの「入口」として、Pas-IS、パッと薬 遠隔さんとともに、店舗という場所にとらわれない新しい薬局業務のあり方を、薬局の皆様と共に今後も模索していきたいと思います。

-Pas-PORT, プロダクト