mediLab様・アイセイ薬局様と挑戦する、薬局DXの新しいステージ
7月2日、コチラのプレスリリースで発表した通り、弊社株式会社OZは、株式会社mediLab様と共同で、AI処方箋入力支援サービス「まもる君」と、遠隔入力支援プラットフォーム「Pas-IS」の本格的なシステム連携に向けた共同検証を開始しました。
さらに、この新しい薬局運営モデルの有効性を検証するため、全国約400店舗を展開するアイセイ薬局様の一部店舗において実証トライアルもスタートしています。
今回の取り組みは、単なるシステム連携ではありません。
私たちが考える「薬局DXの次のステージ」を形にする、大きな挑戦でもあります。
AIだけでは、薬局の課題は解決できない
近年、薬局業界でもAIの活用が急速に進んでいます。
AI-OCRや入力支援など、以前は人が行っていた業務をAIが担えるようになり、業務効率は大きく向上しました。
一方で、私たちは現場でPas-ISを運営する中で、別の課題も見えてきました。
それは、
AIだけでは、薬局が抱える課題は解決できない
ということです。
例えば、
- 店舗ごとの人員不足
- 地域による採用難
- 繁忙時間帯の偏り
- 入力品質の維持
- 最終確認や薬学的な判断
これらはAIだけでは解決できません。
mediLab様とだからこそ実現できること
今回ご一緒させていただくmediLab様は、AI処方箋入力支援サービス「まもる君」をはじめ、医療現場のDXを推進するさまざまなサービスを開発されています。
AIという強みを持つmediLab様。
遠隔入力と人材活用という強みを持つOZ。
お互いの得意分野は異なります。
だからこそ、
AIでできることはAIへ。
人だからこそできることは人へ。
という新しい役割分担を実現できると考えました。
私たちは、AIと人が競争する未来ではなく、それぞれの強みを活かして協力する未来を目指しています。
「AIか、人か」ではなく、「AIと人」
AIは反復作業や定型業務を得意としています。
一方で、
- 入力内容の確認
- 薬学的な視点を踏まえた判断
- 患者さんごとの状況への配慮
こうした業務は、人だからこそ価値を発揮できる領域です。
今回の取り組みでは、
AIが入力を支援し、その後の確認・補正をPas-ISを通じて遠隔地の医療事務スタッフが担当する
という、新しい薬局運営モデルを検証します。
アイセイ薬局様と実証できることの価値
そして今回、このモデルを実際の現場で検証する場としてご協力いただくのが、全国約400店舗を展開するアイセイ薬局様です。
新しい仕組みは、机上で考えるだけでは完成しません。
実際の薬局で運用し、
- 本当に業務負荷は軽減されるのか
- 品質は維持できるのか
- 法人全体で仕事を最適配置できるのか
そうした検証を積み重ねて初めて、本当に現場で役立つ仕組みになります。
このような実証の機会をいただけたことに、心より感謝しています。
私たちが目指す「薬局DX 第3ステージ」
プレスリリースでは、
薬局DXを
- 第1世代:紙業務のデジタル化
- 第2世代:AIによる業務自動化
- 第3世代:AIと人材の最適配置
と表現しております。
私たちも、この考え方に大きな可能性を感じています。
DXとは、単に新しいシステムを導入することではありません。
AIだけでも、人だけでもありません。
AIが得意な仕事はAIが担い、人が価値を発揮すべき仕事に集中できる環境をつくること。
そして、その仕事を店舗という枠を超え、法人全体で最適に配置すること。
それが、私たちが考える薬局DXの次のステージです。
おわりに
今回の取り組みは、
- mediLab様のAI技術
- OZの遠隔入力・人材活用のノウハウ
- アイセイ薬局様の現場での実証
この3者がそれぞれの強みを持ち寄ることで実現した、新しい挑戦です。
AIの進化はこれからも続きます。しかし、私たちはAIだけが主役になるとは考えていません。
現場で働く人がより価値のある仕事に集中できる環境をつくること。
それこそが、私たちが目指す薬局DXです。
私たちは、AIが人を置き換える未来ではなく、
AIと人が、それぞれの強みを活かしながら支え合う未来
を目指しています。
この実証を通じて、薬局現場にとって本当に価値のある仕組みを育て、持続可能な薬局運営と地域医療の発展に貢献してまいります。