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サポート終了目前のWindows10をメモリ増設してWindows11にしたときのメモ

そろそろサポート終了となるWindows10を、Windows11にするにあたって、メモリを増設することにしました。

増設することにした理由は、弊社で利用しているPCはストレージはSSD、CPU的にもCeleronではなくi3やi5といったCPUを搭載している機種を選定しておりますが、メモリ4GBでWindows11を動作させてみたところ、4GBのままでは不安を感じたからです。
(検証結果の詳細は下記参照)

実際のノートPC端末としては、LenovoのThinkPadだったり、NECのVersaProといったノートパソコンのメモリを4GBから8GBに増設することにしましたが、その際に気になったこと等を残しておきます。

Windows11(4GB)で素のWindows11を動作させた際の検証メモ

起動時間

まず、速度的には、Windows11環境で電源投入後、5秒でメーカーのロゴが表示、その15秒後、計20秒でOSのWindows11のデスクトップ画面が表示されました。
(ストップウォッチで計測)

おずちゃん
おずちゃん

20秒でWindows11が立ち上がるのなら、まあ悪くない感じに思います。

メモリ使用率(4GB)

4GBのメモリで、素のOS起動直後60%の使用率でした。
その後、業務に必要なツールを入れていくと、70%、80%と使用率がジワジワと上がってきます。

メモリがスワップすると、パフォーマンスがいきなり低下すると思われたので、80%を越えた時点でギブアップ。
メモリを増設することにしました。

おずちゃん
おずちゃん

Windows11を業務利用するには、流石に4GBだと厳しいですねー

増設したメモリ

用意したのは、こちらの8GBのメモリです。

4GBのノートPCは複数台あったので、8GBメモリを購入し、1台のノートパソコンは4GBメモリとこちらの8GBのメモリを置き換え。
そこで余った4GBのメモリは、同型のノートパソコンに入れていけば、パーツも余らないのでいいやと思ったからです。

メモリ使用率(8GB)

メモリを4GBから8GBにしたところ、Windows11起動後のメモリの使用率が80%から40%へと半減。
これならやっていけそうですね。

そして忘れないうちにメモリ診断ツールを実行して、メモリに問題がないことも確認しました。

ノートPCに搭載されていたメモリ(参考情報)

さて、メモリの増設していて思ったのですが、LenovoのThinkPadも、NECのVersaProも、SKハイニックスのメモリを使っているんですね。

10台くらいのパソコンを入れ換えていたのですが、そこで1台のパソコンで気になることが・・・

SUMSUNGのメモリが1つだけ混じってる!
(わかり辛いですが、右下の4つ目の画像)

カモノハシ
カモノハシ

同型番のノートパソコンですが、確かに細かく見ると製造年月が一ヵ月違ったりもするのですが、こんなことが起こるのですね・・・。
ちなみにもう数か月後の製造年月の同型番のノートパソコンはSKハイニックスだったりします。

うーん、とりあえず別メーカーのメモリの混在はちょっと不安ですが、4GBのままにしておくのも微妙なので、とりあえずお試しでSKハイニックスの4GBとSUMSUNGの4GBの混在環境で様子を見ようとしました。

一応、状況確認でCPUZで調べてみると・・・。

!!!

デュアルチャンネルで動いてる!
別メーカーなのに!

まあ、とりあえず様子見してます。
この状態で数ヵ月間稼働させておりますが、現状問題は起きておりませんので、記事として記載しました。
(もしも何か問題があったら追記したいと思います)

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